骨粗鬆症について

骨粗鬆症は、何らかの原因で背骨がつぶれたり、曲がったり、骨折しやすくなる症状です。特にご高齢の女性に多く見られる症状で、閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌バランスが変化することで骨密度が低下するためといわれています。また、病気 や薬、遺伝的要因や栄養不良、運動不足といったこともきく関係し、発症すると日常生活に支障がでることが多く、介護や寝たきりにつながりやすいとされています。

骨粗鬆症の診断

通常は骨折しないような軽い衝撃で背骨や股関節の骨折(脆弱性骨折)をするようであれば、骨粗鬆症です。

骨粗鬆症の診断では、症状、身体所見のほか、デジタルX線撮影、骨密度測定、血液・尿検査などを行います。当院では、患者さんに出来るだけ負担をかけないため、高精度なX線デジタル診断画像を用いて、DIP法による骨密度検査を短時間かつ被爆量を抑えた測定で行っております。

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症は、年齢や性別・遺伝的な体質など、変えることの出来ない要素がありますが、食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより維持や予防、改善が可能です。症状が進んだ場合には、運動療法に併せて薬物療法などによる治療も併せて行います。

加齢によるものとあきらめず、まずはお気軽にご相談ください。

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